サステナビリティ

エクセディグループの
サステナビリティ活動を
ご紹介いたします。

グローバル人材育成

エクセディは培ってきたコア技術を更に研鑽しつつ、電動化製品等の新たな製品を創出し、グローバル企業として成長し続けるために、人材育成に力を入れています。従業員に学びの機会を提供すべく、一人当り年間研修時間をKPI に設定し、2030年度に向けて大幅に伸ばす計画を策定しました。当社グループの持続的成長に貢献する人材の育成を目指し、各階層や目的を考慮した階層別教育・研修プログラムを整備しています。また、2022年度から異なる部署を経験することで従業員の成長を促す社内留学制度も開始しています。

人材育成プログラム

当社グループは 定期学卒採用者の人材育成に力を入れています。特に、2016年度の定期学卒採用者からは、個人別に「育成の10年計画」を立て、計画に基づいた育成を実施しています。各部門ではタイムリーな技術やノウハウを習得するために、さらに1年単位で詳細計画を作成し教育を実施しています。海外研修を含めた戦略的なローテーションも実施しており、若いときに様々な経験を積むことができる体制をとっています。

各階層別 教育研修プログラム

当社グループの持続的成長・進化に貢献する人材の育成を目指し、各階層・年代、および目的に合わせて、下図のようにシームレスに従業員の将来像・成長を描き、実行する教育プログラムを多数用意しています。

2021年3月期における社員一人当たりの年間研修時間は8.2時間(1日)、会社全体では21,760時間を従業員の能力開発に充てました。

各階層別 教育研修プログラム図

自己啓発支援の教育プログラムについても、社内の講座に加えてe-ラーニング講座を用意しています。講座修了者には、受講料を補助しています。
ものづくりに関する講座だけでなく、マネジメントやビジネススキル、語学やOAスキル等、多種多様な講座を提供しています。

管理・監督者向け研修プログラムの拡充

社内外における環境の激変に伴い、管理・監督者に求められる役割が増えていることから、特に本層向けの研修プログラムの拡充に力を入れています。新任主幹研修及び新任係長研修におけるリーダーシップ研修内容の充実、ハラスメント防止(応用編)の追加を行いました。リーダーシップ研修ではティーチング手法やコーチング手法を学び、部下指導及びチームパフォーマンスの向上に繋げて欲しいと考えています。また、ハラスメント防止(応用編)はケーススタディを交え、働きやすい職場環境づくりを目指す内容となっています。

新たな価値創造に資する研修の新設

新たな価値創造に資するよう、技術・技能の専門性を高める研修として、電動系総合基礎研修と新規ビジネス創出研修を新設しました。電動系総合基礎研修については製造・開発・調達・品質管理・生産技術・営業部門154名を対象に、電動化新製品の早期立上げを目指して、既に開始しております。また、新規ビジネス創出研修については、従業員が活発に提案できる環境づくりの一環として2022 年度下期より実施しております。

GETS講座(教育概要)

GETS(Global EXEDY Technical School)は自ら学ぼうとする人を支え、その能力を開花させていこうという趣旨から、2012年に開設しました。階層別教育やものづくり専門教育を中心に行っております。ものづくり専門教育では、実践的基礎技能や知識の習得に加え、基礎から専門への段階的アプローチを行い、実際に職場で活かせる技術を教授しています。また机上の教育よりも身体で覚える教育を多く取り入れ、社内講師やOB講師の経験を生かした技術の伝承を行っています。一部の講座においては社外からも受講生が参加し、製造業における基礎が学べます。

グローバルマネジメント研修

世界に拠点を持つ当社グループで、海外拠点運営を支える管理者育成は大事な課題です。当社では各海外拠点からローカル役員や部長クラスを、日本に集めて海外経営幹部研修を行っています。研修では、中期計画をテーマに論議を行う他、企業理念・長期ビジョン・価値観等から構成される成長戦略「EXEDY WAY」を伝えています。

エクセディ本社での工場見学
エクセディ本社での工場見学
研修参加者は修了証書を受領
研修参加者は修了証書を受領

トップセミナー

トップセミナー2012年から始まったトップセミナーは、各界の著名人やトップマネジメント層の方を招き、講演頂いており、2022年度までで計26回開催しています。普段の業務では、なかなか学べない異なる視点や考え方を持つ方の講話を聴くことで、社員に幅広い視野を持ちながら成長を促し、業務に活かしていくことを期待しています。

QCサークル活動

職場の仲間で編成し、サークル活動を行っています。身近な問題に取り組む実践活動を通じた人づくりとともに、職場のコミュニケーションを活性化しています。活動の中で、品質の基礎となる問題解決の手順、QC手法を従業員が学ぶとともにリーダーシップ ・メンバーシップを養い、現場力を醸成しています。
QCサークル活動は国内外の関係会社でも取り組んでおり、活動の活性化を図ると共にエクセディグループの一体感や改善活動への意識を高めています。

技能研鑽

従業員の技術力向上を促進するためにグループ全体で様々な諸活動を行っています。 エクセディオリンピックは、ものづくりに携わる従業員のモチベーションアップを目的に、フォークリフト競技・計測技能競技・クレーン技能競技・チップ交換作業競技・金型交換競技などの各固有技術を競い合う技能オリンピックとして、国内グループからも参加頂き、グループ全体でお互いの技能・技術力を競い合い、更に自己の技能研鑽していけるような活動として取り組んでいます。

フォークリフト国内大会の様子
フォークリフト国内大会の様子
測定技術国内大会の様子
測定技術国内大会の様子